本日のお話はコチラ。

2. 終価係数

お金を2倍にする超シンプルな「72の法則」(金利[%]×年数[年]=72)
をご存知でしょうか?

例えば、金利3%なら、72を3で割って、手持ち資金を2倍にするのに
約24年、4%なら同様に18年、5%なら14.4年かかる、ということです。


「72の法則」はこちらの終価係数表からも読み取れます。

https://docs.google.com/open?id=0BwyoEXfx1j3yLTF5ODhBcmxuOTA


表の中で、年利3%・24年にあたる数字は"2.033"、
4%・18年にあたる数字は"2.026"、5%・14年が"1.98"ということで、
大体"2"の大枠を外れていないのです。

終価係数は、今ある手持ち資金を○%で複利運用したら、
□年後にいくらになるか、を計算するときに使う係数ですので、
3%で24年、4%で18年、5%で14年、それぞれ複利運用
できれば、資金は"×2"倍になりますよ、ということなんです。


資金を2倍にする、というのはなかなか大変なことですから、
10~20年で達成しようと思ったら
やはりある程度高利回りで運用しなければいけません。

「72の法則」に当てはめて考えたら、2倍になるまでに
1%運用なら72年、2%運用でも36年かかるということですね。


そうすると、今現在の大手都市銀行の普通預金の利息
0.02%なんて、2倍にするのにいったい何年かかるんでしょうか?
簡単です。72を0.02で割ってみればいいのです。

・・・ん??3600年???

何回生まれ変わらなきゃいけなんだ、って感じですね

今後数年で消費税5%→8%→10%と上がることは
ほぼ100%決まっており、年金・医療にかかる社会保険料も
これからますます増税されます。

増税のスピードに合わせて給与収入も増えてくれれば
いいんですが、なかなかそうはいきませんよね。


「今でもギリギリ、いっぱいいっぱいなのに、
これ以上無理だよ~~!!」

と泣きが入っているあなた、次回は
毎月決まった金額を貯蓄・運用する、「積立」投資を
行う場合に利用する、【年金終価係数】のお話です。


貯めてやるという決意と、最初の仕組み作りで
毎年の貯蓄残高が右肩上がりに変わるかも!?


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