本日のお話はコチラ。

6. 減債基金係数

いつの間にか、このシリーズ(と勝手にシリーズ化)も
最終回ですね。

私は2級FPの試験科目の中では、この係数が出てくる
「ライフプランニング」が一番得意だったんですが、
実生活に絡めて話するのって難しいかも、と
正直思ってました。

でも、書き始めると意外とスラスラ事例が出てきて
よかったです^^

最後の係数は、一番覚えにくい名称の
「げんさいききんけいすう」です。


こちらは、 「一定期間後に一定の金額を得るためには、
毎回いくら積み立てればいいのか」
を計算するときに使う係数です。


以前、11/1のブログでご紹介した「年金終価係数」で、
毎年100万円を年利5~5.5%で複利運用しながら
積み立てれば、30年後に○○(7000万)円達成」
というお話をしましたが、
「年金終価係数」は、毎年の積立額が決まっていて、
将来の目標金額を算出したい場合に使います。


「減債基金係数」は、将来の目標金額が決まっていて、
今から毎年いくら積立できるか、を算出したい場合に使います。
上記の例でいえば、
「30年後(将来)7000万円を手に入れるには、運用期間30年間、
年利5~5.5%なら毎年○○(100万)円ずつ積み立てていけばよい」
ということになります。

太字部分が確定額、太字斜字は係数のキーワードです。


実は、6つの係数は、それぞれ現在・将来どちらの額を
求めたいのか、一括か積立、または分割か、によって
それぞれの役割が決まっており、以下のような相関関係になっています。

①「年金終価係数」(将来の積立総額を求める) 
           ↕
 「減債基金係数」(現在の積立可能額を求める)  ※キーワード:積立

②「年金現価係数」(将来分割受取額が決まっていて、現在必要総額を求める)
            ↕
 「資本回収係数」(現在ある総額を、将来分割して受け取る場合の1回の額を求める)

 ※キーワード:分割

③「現価係数」(将来の一括受取希望額から、現在必要額を求める)
            ↕
  「終価係数」(現在の額が、将来いくらになるかを求める)   ※キーワード:一括


2級FP試験で問われる内容ですので、難しめかもしれませんが、
普段の生活の中でも使える、とても便利な係数ですので、
大体の概要を掴んでいさえすれば十分だと思います。


さて、今回の「減債基金係数」を使って将来仮に1000万円貯めたいとしましょう。
今35歳として、30年後の65歳を将来の地点とすると、
以下の図の数値を見てみて下さい。
https://docs.google.com/open?id=0BwyoEXfx1j3yMElIOEhEZVdCSUE

30年/0.1%   0.033   1000万円×0.033=33万(年額) 月額 27500円  
30年/0.5%   0.031 1000万円×0.031=31万(年額) 月額 25833円 
30年/1%      0.029 1000万円×0.029=29万(年額) 月額 24166円
30年/3%      0.021 1000万円×0.021=21万(年額) 月額 17500円
30年/5%      0.015 1000万円×0.015=15万(年額) 月額 12500円

月額1万円くらいしか余裕がない場合でも、30年間5%以上で運用できれば、
1000万円達成!! という結果になりました。

現在あまり余裕がなくて、長期運用に回せない、という方でも
1万円くらいは何とかできることもあるんじゃないでしょうか?

例えば、
・1箱400円のタバコを毎日吸っている ==⇒禁煙すれば12000円DOWN
・1回1000円のランチを平日毎回 ==⇒
 1回500円予算、または半分を弁当持参で11000円DOWN(500円×22回)
・夫婦でパケット定額制スマホ2台(16000円) ==⇒
  Wi-Fi+通話無料アプリ最大限活用で10000円DOWN
・家賃10万円の家から8万円の家へ引っ越す ==⇒20000円DOWN

などなど、本当に資金を作ろうと思えば月に数万円単位の節約が可能です。


次回は、お金を増やす3原則、
1.  収入を増やす
2.  支出を減らす
3.  運用する
のうち、2番の「支出を減らす」方法について、
我が家の実例をご紹介します。

はっきり言って「セコイ!」と思われそうですが、
もう何年も続けている習慣ですので、我が家では
普通にしていることばかりです。


お楽しみに~



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