みなさん、家計簿付けてますか?

私はずーっと、

・家計費については、レシートを集めて月末に集計し、
 クレジットカード利用分などと合わせて手計算。

・個人で利用する分についてはノータッチ

というスタイルを続けてきたのですが、
今年2012年の目標で「美しい個人財務諸表を作る」と
決めましたので、今年に入ってから家の分と個人の分に
分けて、家計簿を付けることにしました。

これまで全くやってなかったことをやり始めるのは
本当にめんどくさく、しかもいくつも財布がある我が家の
家計はまとめようとすると大混乱。

家計簿自体も一体何が使いやすくて、かつ継続できるか
という観点でいくつも試した結果、
1年間使ってみて、結局これに落ち着きました。

・bookeep   http://bookeep.com/  (家計費用)
・Zaim  http://zaim.net/ (個人消費用)

どちらも無料で、iPadにアプリをダウンロードして
支払うたびに即入力しています。

これらの素晴らしい点は、どちらもPC連動していて、
記録をプリントアウトすることができるということ。

我が家は、
①家計のための共通口座/共通財布/共通クレジットカード
②ダンナの個人口座&財布&クレジットカード
③私の個人口座&財布&クレジットカード
と3種類に分かれており、且つ①と③の保有資産は
定期預金、投資信託、養老保険、外貨、積立、不動産などなど
数種類に分散されているので、把握するだけでもチョー大変。

bookeepでは、「財産表」という機能があるため、
普段の生活でお金の動く収支以外(=損益計算書)にも、
長期で保有したり運用したりしている資産や負債(=貸借対照表)
についても記録することができます。

コツコツつけて、月に1回、3ヶ月に1回、半年に1回のように
一定期間で見直す(=決算)クセをつけておくと
どのような流れで自分たちの資産が増えているのか、
はたまた減っているのか一目瞭然です。

(収支や資産・負債を折れ線グラフ、円グラフで表す機能もついています)


これと並行して、普段家族の生活に使っている銀行(=メインバンク)の通帳は、
月に1度は記帳して、使用用途や金額の内訳を鉛筆で記載、
クレジットカード明細にも同様に詳細を記載し、レシートをセットにして保管。

後は、現金払いのレシートを日付順に並べて1ヶ月分ごとにクリアファイルにでも
保管して、月末に財布の中身と照合し、3ヶ月に1度、資産・負債と合わせて
家全体のお金の微調整を行う。


これを1年間続ければ、使途不明金のない、
かなり美しい個人財務諸表ができあがります。

私はこれの他にEvernoteを使って、個人名義の資産の残高を
毎月末に記録するようにしています。
すると、少しずつですが増えていっている様が一目で分かるんですね。
また、株や投資信託のような値動きのある商品だと、
先月、先々月からどのくらい評価額に変動があったかが見て取れます。


「こんなもの、人に見せるわけでもなし、めんどくさくて続けられん。」
そう思っている方、とても多いと思います。


住宅ローン以外の借入金を借りる予定のない方は、もしかすると
確かに不要かもしれませんが、確実にファイナンシャルインテリジェンスは向上します。

めんどうくさい、と思う気持ちに打ち勝って、財務諸表作りが習慣になってくると
とてもクリアなお金の世界が見えてきます。

オススメです。