最近読了した2冊の書籍、

不動産投資 1年目の教科書: これから始める人が必ず知りたい80の疑問と答え

 


大阪・ミナミ・不動産の<投資>売買術 (アスカビジネス)



どちらも読み物としてとても楽しく読ませていただいたのですが、
推奨する投資手法は正反対です。


一方は

「区分マンションはほとんど手残りがないので、買えるなら最初から一棟アパートがよい」

と書かれているのに対して、もう一方は

「一棟アパートよりも断然ワンルームマンション」

となっています。


私の師匠は、この方→ ですので、
最初は忠実に手法を真似て区分所有物件からスタートしました。

が、今では戸建あり、アパートあり、とバラエティ豊かな
内容となっており、それぞれのメリット・デメリットを体感しています。


上述2冊の著者のお二人は、それぞれのやり方で
大変成功なさっております。

ここで重要なのは、

書かれていることは、その方の「意見」なのか、
不変の成功法則と成り得る「原理原則」なのか、


の違いを見分けることです。
 

最初の1軒として、区分マンションでスタートした方もいるし、
一棟アパートでスタートした方もいるし、
それぞれ成功した人、失敗した人がいる。

これは「事実」です。

で、それぞれのやり方で成功された方が
自分の手法を公開して下さり、それについて様々な
アドバイスをして下さっているのは、その方の「意見」です。


そして、各分野で成功なさった方々の著書を何冊も読んでいると、
同じことを表現を変えて何度も繰り返されている箇所が登場します。

ここに示されている共通事項こそが「原則」です。


不動産投資に限らず、これから投資を始めたいと思ったら、
まずは様々な書籍を手当たり次第に読むことから始められる方が
大多数だと思いますが、この
「事実」と「意見」と「原則」の区別がつかなくて、
混乱に陥ることもしばしばだと思うのです。


「○○さんはダメって言ってるけど、△△さんはオススメしている。
いったいどっちの言うことが正しいんだ!?」

みたいな


正解は、

「どっちも正しい」

です。

その方の持つ資産背景、本業の状況、考え方、はたまた時代、
によって「いい」も「よくない」も玉石混合です。

私のオススメは、できるだけたくさんの本を読んだり、
セミナーに出席したり、実践者のブログを読んだりして、
実践前に様々なシミュレーションをしてみることです。

投資の成否は、その方の持つ考え方にすごく左右されるものだと
思いますので、できるだけ自分の考え方に近い(受け入れやすい)
実践者(成功者)のやり方を真似てみることからスタートするのが
最もよいのではないかと感じています。

引っ張れるだけローンを引いて数十億円規模の投資を
目指す人から、無借金で数十万~数百万円規模の物件だけを積み重ねて
7桁月収を達成するツワモノまで、いろんなタイプの不動産投資家がいます。

私のように

「500万円以下の物件ばかり40戸以上2億円まで買い進めたい」

と考える燃える変人投資家もおりますので、
自分が「このやり方でいく!」と決めればいいだけなんです。


これから一歩踏み出したい、と考えている方への
助言となれば幸いです。





↓ こちらもポチッとヾ(´ω`=´ω`)ノ