人生は短い。

なので、人生の半分を折り返した年齢となった今は
できるだけ好きなことだけやって、好きな人とだけ付き合いたいと
いうのが本音です。


が、これまでかなり自分本位に生きて来た反動なのかなんなのか、
最近とみに

「自分がやっていることは果たしてどれだけ人の役にたっているのか?」

を考えるようになりました。


仕事でも、プライベートでも何かをやるときは、

1. 自分にしかできないこと(=代替がきかない)

2. 自分が好きで得意なこと

3. プラスの報酬があること(=経済的、時間的、精神的、のいずれか。)

の3つが当てはまることしかやらない、
と決めている私ですが、今後は更に

4.誰かの役にたつこと

を加えた4本柱で時間の優先順位を付けていこうと思います。

だってそうしないと、あっという間に1日が終わっちゃうんですもん。おそろしい・・・



なんで、こんなことを改めて考えたかといいますと、
先週の土曜、所属しているとある不動産サークルで
セミナーの司会進行とパネルディスカッションのパネラーを務め、
翌日曜は相続関係で、仕事で不在のダンナに代わって急きょ義母の元へ飛びました。

司会に関しては台本も事前打合せもほとんどなかったのですが、
なぜか「できる」と思っていて、実際かなりスムーズにできました。
(アンケートによりますと、評判もなかなかだったようです。
 自慢でもなんでもなく。)

セミナー講師も司会進行も未経験ですが、とくに根拠はありませんが
この辺りは「まぁ、なんとかなるだろう」と思える分野なんです。
なんでかわからんけど。



また、相続関係。

こちらはプロの専門家から見るとぜーんぜん大したレベルではないですが、
FPの勉強でもかなり鍛えられました関係上、全く何も知らない人に比べれば
多少なりとも知識はあります。

相続税納税期限はあと1ヶ月を切っているというのに、
書類が揃ってないせいでまだ税額の計算すらできていない、
という事態を知ってダンナが焦っていたので、
たまたまその日私の予定が空白だったため、息子と2人でダンナの実家に急行しました。

対象年の固定資産税の評価証明を出したり、上場株式の対象月終値平均値を計算したり、
故人の名義の通帳を探しだしてコピーを取ったり、ローン返済に関わる書類を揃えたり、
医療費、葬儀費用諸々のレシート類をまとめたり、動産の一覧を作ったり、
まぁ税理士先生に指示された書類をまとめるだけ、と言ってしまえばそうなんですが、
これを、義母がたった1人でやるのはなかなかに大変な気力と体力が必要です。


幸い、私にとってはこの手のことは苦にならないし、むしろ好き。

当日、どんどん書類をそろえながら、疑問点は税理士先生に電話確認、
書類を自宅まで取りに来ていただく日程もその場で決めて、約3時間で全作業を終了しました。



この、土日で行ったことは、私の得意分野だったので
事前準備もあまり必要とせず、短時間で、好結果だったのだと思います。
おまけにそれで喜んでくれる人がいる。


私は生まれたときから反抗期で相当性格が悪く、
できないこともいっぱいあるけど、人の役に立てることもある。


だから、できないことは得意な人に任せて、
自分は自分の得意なことにフォーカスしてそれに全力投球しよう、
と思うわけです。


できないことを克服して、自分が得意とすることレベルまで
持っていくには、たぶん時間が足りないと思うから。