昨日はふどうさんぽ200回記念セミナー祭りでした。

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9:30~20:00までと、初級~上級まで合わせてセミナー19本、
マラソン耐久レース。まさに「祭り」でした。


キャンセル待ち含め、募集222名分の座席が
全て完売、という大変な熱気でした。


当初、私たちスタッフの予想としては、

・午前の初級編だけ

・午後の中級編だけ

・夕方の上級編だけ


のように、一部だけ聴きに来られる方が大半ではないか?
(それでも3時間くらいあります
と想定していたのですが、ふたを開けてみれば
開会時にすでに100名以上が着席。


その後、座席はどんどん埋まっていくばかりであまり人が減ることなく、
終日いらして下さった方が大半でした。

まだ全てのアンケート結果には目を通してませんが、
ご参加くださったたくさんの方に感謝の言葉や
あたたかいお声がけをいただき、満足していただけた方が多かったように思います。


ご参加くださった皆さま、おつかれさまでした!
&ありがとうございました!



私もセミナー、パネルディスカッションリード役・パネラー役で
3回登壇させていただきましたが、それ以外の時間はだいたい
他のスタッフの発表を聴くことができました。


私的にとても印象に残ったことは

・サラリーマン属性を使わず、プロパー融資を受けて規模を
 拡大していくときの物件は、アパートローンやCASHで
 購入する場合とは別の角度から選定しなければならない。


・お金で繋がる関係は、本当の仲間ではない。
 (実生活での友人関係や恋愛関係を顧みても明らか)


の2点。


不動産は動く金額も、(情報)強者と弱者の差も大きく、
特に初心者のころは

「物件が欲しいけど、どんな物件を買えばいいか分からない」


から始まり、買ったら買ったで
ボロければ、どうやったリフォームするか、DIYは?リフォーム職人さんどう見つける?
空室なら、どうやって募集すればいいか?どうやったら埋められるか?
入居者からクレームが来たり、突発事故が起こったらどう解決するか?
等々、いろんな悩みがあります。


ほとんどのケースは先人が経験済なので、
しかるべき相談相手に巡り合うことさえできれば、だいたい解決できると思うんです。


この「しかるべき相談相手」
に巡りあうにはそれなりに時間と手間がかかります。

時間を惜しまず、手間を惜しまず、自分がたとえ初心者であっても、できるだけ
自分の持っている情報や考えを発信し、自分にとっての良物件を求めて行動を続ける。

会いたい人に積極的に会いに行き、もらうことだけを期待せず、
もらった情報を自分の行動に反映して結果を出し、感謝とともに報告する。

これを続けていけば、必ず巡りあえると私は感じています。


私も当初何も知識なく、知り合いもおらず、1人で始めましたが、
今はたくさんの信頼できる仲間や、お金を介さず情報交換し合える場に
参加できるようになりました。

不動産やっててよかった!と思うのは、ここが一番大きいんです。


ただ、そうやって損得勘定抜きで完全に「この人は凄い」という人に
巡りあって、相手からもそこそこ認められるまでになるまでには
2~4年くらいかかりました。


この期間は長いでしょうか?


この時間が長すぎる、待てない、今すぐ・手っ取り早くいい情報がほしい、
(誰にとっての"いい"情報かは、それを受け取った人が判断すればよいと思います)
という人にとっては、お金が介在する”仲間づくり""師弟関係"の方が逆に合っているのかもしれません。



ランチや、セミナー終了後の飲み会の席でスタッフ同士で話したり、
会場いっぱいに埋まった席で熱心に聴講して下さる参加者の方々の
背中を見ながら、ふとそんなことを思いました。